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🌀パーマってどうしてかかるの?理系大学生のお客様との会話から

更新日:2025年6月22日

No.41

こんにちは。

いつもありがとうございます。

ノエルヘアーの二瓶武士です。


大学生になったばかりのお客様が、

初めてパーマをかけに来てくれました。

初めてのことに少し緊張しながらも、

どこかワクワクしている様子。

「どうして髪って曲がるんですか?」

そんな質問から、施術中に

少し専門的な話をすることになりました。

実はそのお客様、理系の学部に進学されていて、

髪に作用する薬剤や仕組みにすごく興味津々。

私としても嬉しくなって、

わかる範囲でできるだけしっかりと

説明をさせてもらいました。



髪の形を変えるのは、化学反応

パーマの仕組みは

とてもシンプルな“化学反応”です。

髪の主成分「ケラチン」には、

S–S(ジスルフィド)という結合が

たくさん存在しています。

このS–S結合をいったん切って、

髪の形をロッドで固定し、

新しい形で再びS–Sを結び直す。

これが、いわゆる「パーマがかかる」

という現象の中身なんです。



薬剤で「切って」「形をつけて」「戻す」

パーマでは大きく2種類の薬剤を使います。

ひとつ目は「還元剤」。

これは髪のS–S結合を一度切るための薬剤です。

よく使われるのは、

チオグリコール酸やシステインなど。

ふたつ目は「酸化剤」。

切ったS–S結合を、別の形で再結合させて

固定するために使います。

主に過酸化水素などが使われます。

この還元→成形→酸化という3ステップで、

髪のカールが作られていくんです。



髪の内部構造とパーマの関係

髪の構造は大きく分けて3層になっていて、

外側のキューティクル、中央のコルテックス、

内側のメデュラから成り立っています。

この中でも、パーマに深く関わるのが

「コルテックス」。

ここにはケラチンというタンパク質が

ぎっしりと詰まっていて、

この中にたくさんのS–S結合があります。

パーマはこのケラチン同士の

結びつきを一時的に切り、

新しい形で再結合させる技術なんです。



理系的に見ると、パーマは化学の応用そのもの

面白いのが、還元剤や酸化剤の反応はまさに

「反応速度論」にもとづいて動いていること。

薬剤の濃度、pH、温度、反応時間などによって、

結果が大きく変わります。

たとえば、還元剤の量が少なすぎると

カールは弱く、逆に多すぎると

髪が過剰反応してダメージを受けてしまい、

かえってうまくかからないこともあるんです。

適切なバランスが大事なんですね。



日常に“科学”が潜んでいる

こんなふうに話していると、

彼も

「パーマって、まるで化学の実験みたいですね!」

と笑っていました。

私にとっては日常の技術だけれど、

理系の方にとっては“日常の中にある化学”として、

新鮮な視点で楽しんでくれているのが嬉しかったです。


専門的だけど、やさしい美容を

私が理解していることは

まだまだ浅い部分もあるけれど、

こうやって興味を持ってくれる人がいるからこそ、

もっと深く知りたくなる。

だから今回は、プロ目線で、

ちょっと専門的なパーマの理論を書いてみました。

もしこのブログを読んで

「もっと知りたい」と思ってくれたら、

ぜひサロンでお話しましょう。

もうこれ以上詳しくは自分も

自信がないのですけどね(笑)


Noëlhair founder

二瓶武士

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