光と影に気づくとき

No.24

こんちには。

Noëlhairの二瓶武士です。

カメラを手にするようになってから、

今まで気にもしなかったものが

目に入るようになりました。

それが「光」です。

光があるところには、

必ず「影」があります。

このふたつを意識するだけで、

写真の雰囲気ががらっと変わるんです。

光と

ただ被写体を写すのではなく、

どこから光が差していて、

どんな影ができているのか。

そんなことを考えながら

シャッターを切るようになると、

不思議と、写真が少しアートっぽくなるんです。

（自分が感じるだけですけどね）

日常生活の中では、

なかなか光の向きや影の形なんて

気にしないですよね。

でも、カメラを持つとそれが変わる。

光が差す方向、影の落ち方。

それがすごく大事になってくる。

こんなふうに、普段の自分の生活とは

違う視点を持つことで、

見える世界が変わるんだなと実感します。

写真を始めたことで、

街の風景がまるで違って見えるようになったり、

朝日や夕日の光に敏感になったり。

きっと音楽をやっている人もそうなんじゃないかな。

普通なら聞き流すような音に、

敏感に反応しているんじゃないかと思います。

風の音、電車の音、誰かの足音。

日常の中には、本当はたくさんの

「気づき」があるんですよね。

ただ、それを「意識するかどうか」。

それだけで、日常がちょっとだけ豊かになる。

気にしていないだけで、

本当はたくさんの現象が、

自分のすぐそばで起きている。

そんなことに気づけるのが、

写真という趣味の面白さかもしれません。

光と影を追いかけていると、

ただの道も、ただの椅子も、

まるで映画のワンシーンのように見えてきます。

視点を変えるだけで、

世界ってこんなにも美しくなるんだなと、

日々感じています。

Noëlhair founder

二瓶武士