レトロな喫茶店で感じた、ゆったりとした時間

No.5

こんにちは。Noëlhairの二瓶武士です。

今日は少し早めに出かけたので、

前から気になっていた喫茶店に立ち寄ってみました。

古びた木の看板が目を引くお店で、

以前通りかかったときから気になっていたんです。

今日はその扉を開けてみることにしました。

こんな店内

木製の重厚な扉を押して中に入ると、

ふわっとコーヒーの香りが広がってきました。

少し薄暗い店内には、アンティーク調の家具が並び、

壁には色褪せたポスターや写真がずらりと飾られています。

なんとも言えない、時間が止まったかのような雰囲気に心が落ち着きます。

木の椅子とテーブルが無造作に配置されているのも、

このお店らしい味わい。柱に絡まったツタや、

天井から下がるアンティーク風のランプが、

さらにレトロ感を引き立てていました。

カウンターの上には古い雑誌が積まれていて、

歴史を感じる空間にほっとします。

席に着き、ブレンドコーヒーを注文しました。

しばらくして運ばれてきたコーヒーは、

しっかりとした苦味がありつつも、後味がすっきりしていて飲みやすい。

一口ごとに、心の中まで温かさが広がっていくようでした。

店内を見渡すと、他のお客さんもそれぞれ静かに過ごしています。

読書をしている人、ノートに何かを書き込んでいる人、

ただコーヒーを楽しんでいる人。

みんなこの空間をそれぞれのペースで楽しんでいるのが印象的でした。

壁には、コーヒー農園の風景写真が数枚飾られていて、

どれもコーヒー豆の収穫風景が写っています。

奥の壁に掛けられた黄色いビンテージポスターも印象的で、

ちょっとユーモラスなデザインが可愛らしい。

インテリア全体が統一感を持ちながらも、

ところどころに店主の遊び心が垣間見えるのが素敵です。

木の椅子に腰掛けて、カップを手に持ったままぼんやりしていると、

不思議と時間を忘れてしまいます。

外の喧騒が嘘のように、この空間だけが静かに流れているような感覚です。

カウンターの奥から、コーヒーを淹れる音が聞こえてくるのも心地よいBGMでした。

一杯のコーヒーで、こんなにも心が落ち着く場所に出会えるとは思っていませんでした。

ただ美味しいだけじゃなく、その空間全体が癒しをくれるような、

そんな喫茶店でした。

店主と特に話したわけではないけれど、

その雰囲気から伝わってくる温かさが心地よくて。

また近くに来たときには、ふらっと立ち寄って、

同じ席で同じコーヒーを頼んでしまいそうです。

何か特別なことがあるわけじゃないのに、

そこにいるだけで満たされる場所。

そんな喫茶店が、街のどこかにひっそりと存在していることが嬉しいです。

忙しい日常の中で、

こんな風に時間を忘れて過ごせる場所があると安心します。

美味しいコーヒーと静かな空間があるだけで、

心が軽くなる気がしました。

これからも、ふと立ち寄れるこういう場所を大事にしていきたいですね。

皆さんも、ちょっとした合間に、

自分だけの特別な場所を探してみてはいかがでしょうか。

きっと、心がほっとする時間を過ごせると思います。