「ちゃんと洗えてる？」意外と知らないシャンプーの話。

No.89

こんにちは。

いつもありがとうございます。

Noëlhairの二瓶武士です。

昨日、うちの子が

「学校でシャンプーの話になったんだよ」って言うんです。

「なんか、いろいろ髪につけてるらしいけど、

何をつけてるのか分かんない」って。

これ、意外と多いんですよね。

大人でもあやふやな人、けっこういます。

今日はこの話を、プロ目線でしっかり解説しようと思います。

でも、難しい言葉は使いません。

中学生でも「すげー！」ってなるように話すから、安心してね。

まず「正しいシャンプー」って？

「シャンプーって、泡立てて洗って流すだけでしょ？」

って思ってる人、多いです。

でもね、実はもっと丁寧にやると、

髪も頭皮もグンと変わるんです。

以下が基本の流れです👇

① まずは『お湯だけ』でしっかり流す

これ、めちゃくちゃ大事。お湯だけで汚れの7〜8割は落ちるんです。

このとき、指の腹で頭皮をマッサージするように流すとベスト。

ここを雑にすると、泡立ちも悪くなります。

② シャンプーを手で泡立ててからつける

直接、頭にドバっとシャンプーつけてませんか？これはNGです。

手のひらで軽く泡立ててから、頭にのせるとムラなく洗えて、頭皮にもやさしい。

③ 爪を立てずに『指の腹』で洗う

ここ、超重要ポイント。

爪を立てて洗うと、頭皮を傷つけちゃいます。フケやかゆみの原因にも。

指の腹でやさしく、「頭皮をマッサージする感覚」で洗ってみてください。

④ 洗うのは「髪」より「頭皮」

シャンプーは、髪を洗うものじゃなくて、「頭皮」を洗うものです。

毛穴の汚れや、皮脂を落とすのがメイン。

髪はその泡が自然と通るだけで十分キレイになります。

⑤ すすぎはたっぷり丁寧に

泡が残ると、かゆみやトラブルのもと。

「ちょっと多いかな？」ってくらい、しっかり流すのがコツです。

最低でも1〜2分は流してほしいところ。

トリートメントとリンスの違いって？

ここもよく聞かれるポイント。

ざっくり言うと、こうです👇

● リンスは「表面コーティング」

髪の表面をなめらかにして、指通りをよくするのがリンス。

髪の中までは浸透しません。

● トリートメントは「内部補修」

髪の内部に栄養を入れて、ダメージを補修するのがトリートメント。

カラーやパーマで傷んだ髪には、断然トリートメント。

使う順番、知ってる？

ここ、間違える人めっちゃ多い。

正しい順番はこう👇

1. シャンプー

2. トリートメント（ダメージ補修）

3. リンス or コンディショナー（表面保護）

「リンスとトリートメント、どっちかしか使わない」

でもOKですが、両方使う場合は、トリートメントが先です。

理由は、栄養を入れてからフタをするイメージだから。

実は、毎日トリートメントしなくてもいい？

ここもプロの視点を。

トリートメントは、毎日使う必要はありません。

ダメージがひどいときだけでOK。

普段はコンディショナーやリンスで十分。

使いすぎると、逆にベタつきの原因になることもあるんです。

中学生にも伝えたいこと

髪や頭皮は、毎日使う「体の一部」。

だけど、ちゃんと洗い方を習う機会って少ないんですよね。

でも今日からは大丈夫。

ポイントを押さえて、正しい洗い方をすれば、

頭皮は健康に、髪もツヤツヤになります。

最後にひと言

お客さんの髪と頭皮を守るために、

毎日シャンプーしています。

だからこそ、ちょっとしたやり方の違いで、

「仕上がりが全然ちがう」ことを知ってます。

今日の内容、家族みんなでシェアしてもらえたら嬉しいです。

中学生の「なんかいろいろつけてるらしいけど」も、

今日から「それってこういう意味なんだよ！」って話せるようになるはず。

Noëlhair founder

二瓶武士